フェロー諸島の毛糸

しばらく前からなるべくローカルなヨーロッパの毛糸を買う、という掟を自分に課しています。 ヨーロッパの糸と一口に言っても、ウール自体をヨーロッパで調達し、洗浄や紡績といった製造過程までをヨーロッパで行う糸もあれば、ウールはオーストラリアや南米などで調達し、製造過程のみをヨーロッパで行ったものもあります(一般のメーカーはこちらがほとんど)。 そしてできればウールから糸になるまでをヨーロッパで手がけた糸を買いたい、と思うと選択肢が非常に狭まってきます。 それでも最近、「ほぼ」ヨーロッパ産の糸を買ったので、今日はそのご紹介です。

初の手染め体験

毛糸中毒の皆さんにはわかっていただけると思いますが、中毒度があるレベルに達すると、美しいゴージャスな糸を購入するだけでは満足できなくなってきます(-_-);。そして毛糸づくりのプロセスに手を出してみようかと考えるようになります。 そのときに取りうる選択肢は2つ、紡ぎか染めです。

Seacoast 着画と後日談

先日ダラダラと改造過程をご報告したSeacoast、着画をアップしておきます。 ラベリーにはずいぶん前にアップしたんですが、ブログ記事を書く時間を取れず遅くなってしまいました*_*(6月はこちらは年度末で、娘とダンナサンの誕生月でもあって行事が重なり、心理的にバタバタしています)。

イギリス糸を編む

先日Blacker Yarnsというイギリスのメーカーの糸を購入しました。 ところで最近イギリス糸は編み物界で注目を集めています。 イギリスは誰もが憧れるRowanという老舗高級糸メーカーや、シェットランドウールを使ったJamieson’sやJamieson & Smithなどの有名メーカーの国で、以前から伝統があり、層が厚い国という印象がありました。かつては羊毛業が盛んで、世界でも例を見ないほど数多くの品種の羊を発達させた国でもあります。

編み物再開記

とても久しぶりとなる、個人的な編み物の記録です。 白い画面に向かって、何から、そして何を書いていいのかちょっと迷っております。 最近実は編み物にほとんど手をつけていなかったのでした。今ブログを見たら最後の編み物日記+Tricotinカテゴリーの記事は2月29日になっていました^^;。丸2ヶ月ですね。

ガサガサローカル糸

先日究極のローカル糸を購入しました。 私たち一家は、食べ物はなるべくローカルなもの、それが無理ならばフランス国内産のものを買うようにしています(コーヒーとかチョコレートとかは別!)。これはフランスがヨーロッパ随一の農業大国であるからこそできることなのですけれどね。 そして毛糸も最近は、なるべく近くで作られたものを使いたい、と思っています。ただしフランス産に限ると選択肢が非常に限られてしまうので、「ヨーロッパ産」ともう少し大きなくくりを自分に許すことにしています(でもアメリカの手染め糸は今後も買いますよ。ガチガチにはしない主義)。

Ships and Seasideを見切り発車で編み始め

ずいぶん以前に英国Love KnittingさんでRowan のSummerlite 4plyをお買い物したという話をしたのですが、そのときにちらりと一緒に買ったKid Classicの話をしました。 そのときは夏真っ盛りでもふもふの毛糸の写真を載せるのがためらわれたのですが、そろそろ大丈夫ですよね^^。

Henry編み始め~ちょっと挫折

先日はダンナさんに作るニットキャップの糸の話をしましたが、今年の冬はなぜか男物に作りたいものが多いのです。 帽子以外にはマフラーとセーターを編もうと思っているので、実現した日には上半身全部手編みということになるかも?(嫌がられたりして・・・;)。 編みたいマフラーはHenry。

Windschief リベンジ糸~RiosのPlaya色比べ

先日またもや糸をポチリました。在庫糸ダイエットの目標はなかなか達成されません……。編み人がそういう目標を立てること自体が間違っているのかも?!。 でもいつもこの毛糸はこの作品に、とちゃんと目的を決めて買うのですよ。 ただ編む手が遅くて、消化できない糸が発生してしまうのですね。 それはさておき、以前ダンナさんにスティーヴン・ウェストさんのWindshiefを編みました。 この作品、根強い人気を誇るパターンで、この作品の売上げが戻ってくると、皆さんが冬の準備を始められたのが感じられるのです^^。 実はダンナさんに編んだのは2作目(1作目は父に編みました)で、糸はMalabrigoのRios、Playa色を使いました。